「第二波がきた」
「今日の感染者数は〇〇人で過去最高です」
「日本はPCR検査が少ない」
そんなニュースを毎日サブリミナル効果のように入れられ、世論が
「日本はなんで検査しないんだ、、世界と比べて劣ってる!!」
と変わりつつある様に感じています。
コロナを正しく恐れるために伝えたい、
コロナウイルスの〇〇な話を5つお伝えします。
①東京の現状は?
②コロナの感染様式から見るクラスター対策の狙いとは?
〜クラスター対策の今後の課題〜③全員にPCR検査は意味がある?
〜検査特性をふまえて考察〜④東京都のPCR戦略、誰にPCRをすればいい?
〜我々にできること〜⑤コロナのせいにしてみよう
■東京都の感染率は?
8月1日の東京都の感染者数は472人と発表されました。
過去最多を2日連続で更新とのことです。
ここで、一つ質問です。
「東京都民の感染率は、どのくらいでしょうか?」
7月31日の現状を東京都のコロナ情報サイトを見てみます。
累計感染者数が12691人、治った人(退院患者数)が9615人、亡くなられた方が332人と記載があります。
ここから計算をすると現在感染中の方は2744人となります。
2744人とすると感染率は0.02%ということになります。
さて、、この2744人が、本当の感染者数でしょうか?
実際はもっと多いと推測されます。
理由は以下の2つあります。
①症状の出ない感染者が少なくとも半数以上はいる
②症状があっても、諸事情で人には言えない、言わない人が大多数いる
実際はどのぐらいの感染者がいるのでしょうか?
ある一定数の一般の方を対象に行なった抗体検査による研究では
約2.7%〜6%の感染率が示唆されています。
実際には約2.7%〜6%はやや大きく見積もりすぎかと思います。
この類のデータはインパクトのあるデータが最初に多く世に出て
徐々に修正されていく傾向があります。
実際には1-2%が妥当だろうと推測されております。
少なく見積もり、感染率を1%とすると、、
東京都の感染者数は14万人と推測されます。
「今日の感染者数は〇〇人で過去最高です」
そんな感染者の中のごくごく一部の検査陽性者のニュース
その数字に意味があるのでしょうか?
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