家庭医療理論

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患者さんの苦しみを癒すためには-全体性の再獲得-

【癒やしとは】病気になると,患者さんは様々な苦しみを経験する.病気には,人生の目的を喪失させることにより生まれる苦しみがある.できなくなることの連続で,まるで『自分の体が自分のものではない』ような疎外感から,怒り・悲しみ・恐怖がこみ上げ苦悩する.この苦しみをどう扱い,どう癒すことができるのかを考察する.
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【未分化な健康問題】プライマリ・ケアでの臨床推論

この記事では以下について考えながら、プライマリ・ケアにおける臨床推論ついて述べていきます。 ・一般的な臨床推論 ・プライマリ・ケアで一般的な臨床推論を適応した場合の問題点 ・『未分化な健康問題』の意味と...
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【家庭医療とは】時代の変化からみる家庭医の役割

家庭医療とは何か、家庭医の役割とは何かを時代の変化から考察した。家庭医は医学の発展に伴う時代の変化に合わせて、①健康増進と予防医療②地域のヘルスケアにおけるハブとしての機能③個人の背景(コンテクスト)を考えた診療が求められている。
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【帰納的採集】家庭医の臨床推論は、ミルクボーイ風?

一般的な臨床推論は、訴えを『医学的主訴』に変換して始まる。しかし、プライマリ・ケア領域では、『医学的主訴』に変換できないことも多い。Donner-Banzhoffらが提唱したinductive foragingによる患者中心のアプローチを紹...
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【家庭医療】思春期外来のポイント

思春期外来のポイント ※新家庭医療ルーブリック「思春期のケア」についてはこちら 初回〜最初の一ヶ月の外来 1st. 『身体症状をもとにした関わり』から関係性を作る ★医師として、①隠れた疾患やを見逃さない②症状を...
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【家庭医療】思春期のケア

臨床状況 ある日の外来に、母親が中学3年生の娘を連れて受診。主訴は頭痛と嘔吐であったが、話を聴くと「不登校」であることがわかった。家庭医が扱うべき「思春期のケア」について勉強した。 家庭医療専門医ポートフォリオのルーブリック ...
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【家庭医療】複雑困難事例のケア

日常診療で出会う,「もやもやした症例」 家庭医療の世界では「複雑困難事例」と呼ばれ,家庭医のコアコンピテンシーの一つで,腕の見せ所です. 「困ったなー」と思った次の一歩を踏み出すことを目標に「複雑困難事例のケア」についてまとめました...
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【退院支援】自宅か、施設か。考える点は?

退院先を自宅か、施設か、、、退院先を迷うことは多々あります。円滑な退院支援をサポートするためのコツとはなんでしょうか。 Key point ①多方面からの客観的で「正しい」情報をとることを意識する②誰からどんな情報を...
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がん患者の予後は予測できるのか?

「あと1ヶ月もちますか?」患者さんや家族に予後を聞かれることは多々あります。「口からご飯が食べられなくなったら一ヶ月」と研修医の頃教わったこともありましたが、医療者はがん患者の予後を長く見積もる傾向があると言われています。今日は、がん患...
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終末がん患者を看取る家族の「折り合い」の方法

終末期のケアを考える上で、一つの論文を紹介します。日本がん看護学会誌 21 巻 1 号 2007に掲載された論文です。 家族が、患者さんの避けられない死に対しての「折り合い」をどうつけるのかを理解し、一緒に考えていければ患...
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